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2009年10月1日木曜日

1X08A035 Ken Kazama A+++







砂漠をさまよう遊牧民をほうふつとさせる大地に軽やかに住まう形であろう。人間が大地にすみかを築く定住型な生活とは異なる形態であろう。さまざまな色の糸は遊牧民のじゅうたんのようにも見える。抽象的な表現でまとめたのが好印象である。(日置)

1X08A026 大塚 敬介 A++







レイヤ状に積まれた大地のすきまと利用する住まい。吹抜のような部分が数点あけられて不思議な空間体験ができるような気がする。自然な大地に掘り出すことで、人間が何とか生活できるスペースを確保している。有機的なフォルムの中に直線的な形がちりばめられている。(日置)

1X08A060 YOKO SAITO A++







「大地」に住まうと普通に考えると思いつかないような、崖にフジツボのようにへばりついて垂直に住まう家。既視感があるようでいて無いような不思議な状況が広がっている。(池村)

1X08A075 Masahiro Shiratori A++







大地が柔らかくウネり、繰り返していく。大地の表皮をめくり上げた効果でありその下に開かれた隙間を住まう空間として作り出している。つまり上げる事でのできる「大地」の表皮性に気づいているところが良い。(入江)

1X08A018 Ryosuke Iwasawa A++







現代的なデザインのようでいて空間構成は中国のヤオトンのような住居、縮尺は1/50と明記されている。サンドペーパを表面に張って、材料の厚みを感じさせないソリッド感を出している。(池村)

1X08A087 高橋 洸介 A++







はちの巣のような穴だらけの住まい。迷路のような構成は、いちど入ったらぬけ出せないピラミットの内部のようにみえる。おそらく大地との連続性をもっている住まいであろう。土台の上にのせてある感じが少々無造作のような気がする。(日置)

1X08A006 アライ ユイカ A++







大地という表皮の中に不定形な空間を嵌め込んでいる。普通は、大地というとマッスな塊と捉えがちなのだが、この作品では、大地の表面だけに注目して、密度濃いドローイングで描いてきている模型デザインが面白い。(箕原)

1X08A007 IIDA TAK  A++







何本かの金属柱で突き上げられた多角形の箱庭的大地の提案だろう。樹々が茂り、野菜が生育し、畑もできており、池に向けて傾いている。勁い自分のためのダイチの意欲が感ぜられてくる。金属柱を支えている大地と、突き上げられた大地の関係もきちんと抑えてくれると良かったと思う。(入江)

1X08A076 進藤 正人  A++







Barraca.そのままである。軍手が添えられているが、手作りという意味であればあまりに説明的である。あまりにバラック的であり、あまりに説明的であるが、「大地に住まう」という意欲だけは感じられてくる作品である。精度とか、微細さとか、抽象化とかのかおりが欲しい。(入江)

1X08A174 吉川 結 A++







がらんどう-土に還る-と題された作品。大地とその上の構築物は同じ材料で作られている。大地を切り取って、積み上げて構築がなされるが、その一方で、内部から崩壊し、土に還っていく、その全ての建築が、土からできていた時代の記憶。(池村)

1X08A013 伊藤 裕菜  A++







一見、コンタを積層してような模型なのだが、よく見ると一枚一枚隙間を開けて作り込んでおり、それが大地としてのマッスを表しながらも空間的な軽さを出していて興味深い不思議な模型となっている。(箕原)

1X08A040 chris kawakami A++







永久凍土を掘り込み、そこを家とする家族の生活風景。犬小屋、そり、牧をくべた調理場など、想像される細かな情景が丹念に作り込まれている。この家族のストーリーが思い浮かぶコミカルなディオラマである。(鈴井)

1X08A165 CHIAKI YATSUI A++







安部公房の「砂の女」は非常に男性の視点から見た感じのものだが、この作品は、逆に女性心理から見た「砂の女」の様で面白い。模型の風合いとしてもアルミ鋳物に黒い墨を摺り込んだようでいい味がでている。(箕原)

1X08A102 塚越 亮介 A++







「樹木が絡まる家 s:1/100」
樹木を模した構造体に覆われた、ドーム型の家である。樹木の下での生活の抽象的イメージなのか、それとも具体的な提案なのかは不明であるが、少ない表現が想像をかき立てる魅力を生み出している。地面に敷かれた物体が何であるかは不明。(鈴井)

第六課題 大地に住まう

私たちは、森の生活から抜けだしたときから、大地の上で生きてきました。外敵から身を守り方法や食料の確保の方法などさまざまな知恵を出して生命を維持していきました。しかし、現在ではコンクリートやアスファルトなどの人工地盤の上で生活を余儀なくされています。参考映像をみて、本来人間(男と女もしくは共同体)のあるべき姿として大地に住まう形を創造してください。


大きさ:275×275を土台とする模型

出題日:2009/05/27
提出日:2009/06/03(13:30時間厳守)
講評日:2009/06/10