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2009年10月1日木曜日

1X08A013 伊藤 裕菜 A+++







平たいパットの上に敷きつめられた、カルパッチョ、あるいは冷蔵庫で冷やして固められたデザート、これもまた色どりと質感で「食べたくなるような何か」の感覚をかもし出している。(池村)

1X08A064 佐渡 政之 A+++







家畜の解体現場であろうか、骨の破片や血、ゼラチン質、内蔵のようなものが、異様なリアリティで描かれている。だが本当はそれらを描いたものなのかはわからない。色彩と形態が、それらを暗示しているだけかも(池村)

1X08A035 Ken Kazama A++







「ちょいとつまめる」。生チーズのような見かけのキューブが、大きいものから小さいものまで順次に配列されている。一部は引きちぎられているものもあって、食材らしい感触がでている。「大きさ」を勘案する楽しさが付加されているようだ。(入江)

1X08A027 大村 麻衣子 A++







甘党系が数多くある中で昨今の若者の「美味しそう」という感覚を伺い知ることが出来たのだが、この作品はその感覚をうまく捉えて抽象化することに成功している。(箕原)

1X08A048 AREKU KUTSUMA A++







編んだカゴの中にシナモンロールのようなパンが置かれている。パンが丁寧に作られ素直においしそうと感じる。入れ物と食べ物を作品にする事で何か独特な空間を想起させる作品である。(金谷)

1X08A174 吉川 由 A++







箱だけなのだが、適度な重みがあり、箱の大きさ、形、たたづまいからとても美味しい和菓子が入ってそうなリアリティがある。「粗品」という表描きと無表情さによる期待感によって大変知的な作品に仕上がっている。(箕原)

1X08A117 野村 大 A++







たべたくなる質感を、色彩とその構成に求めた作品である。パプリカ、オレンジ、レモン等をイメージさせる色彩は絶妙で、さらにクリームチーズやオリーブのような白、黒が加わることで料理の雰囲気が伝わってくる。恐らく地中海沿岸の料理ではないか。(鈴井)

1X08A051 久保 萌 A++







生春巻き、あるいは柿の葉寿司であろう。半透明の皮材が、主材を包んでいる感じを良く伝える出来ばえとなっている。断面を切ってみるとその構成がきちんと丁寧に作られていることがわがり、食べたくある気持ちを増幅させる。(入江)

1X08A017 稲葉 秀行 A++ 







「1989年創業あんも」
ラベルに貼られたビニールにはさまれている、和菓子のような物体。桜色のオブジェや葉っぱの形の紙、キューブで構成された物体は食べものに似せる訳ではなく、抽象的である。しかしラベルに包装される事で、不思議と食べ物としての質感が想起されてくる。(鈴井)

1X08A034 KAKU CHIHIRO A++







パン生地をラップで包んでいるのだろう。塊を手でちぎって形をつくってパン焼き窯に入れる。残されたものの素材感、手触り感が良く出ていて、乾燥を防ぐためのラップがレアルな場を演出していて好感が持てる(入江)

1X08A032 Asuka Oki  A++







クリスマスの時期にお祝い用におくるプレゼントしたくなるような作品。ロールケーキの断面がベースに並べられ、ファンタジックなイメージにつつまれている。茶色を基調としていてチョコを連想させる。(日置)

1X08A087 高橋 洸介 A++







大きな茶碗に白い物体がドカッと盛られている。あるものをガサツに盛りつける事で大盛りでガツガツ食べたくなるような感覚を表現したのがおもしろい。スプーンを突っ込んだ表現も成功していると思う。(金谷)

1X08A060 Yoko Saitoh A++







びょうぶのような板状なものを立て黄色のシロップが覆われたケーキのような作品。空間のひろがりをもちながら、白と黄が食欲をそそる。ヨコの筋と黄のたれた感じがうまいバランスをとっている。(日置)

1X08A0162 Ryo Morimoto  A++







機雷のようなトゲが生えた南国のフルーツを思わせる。釘の硬質さと毒々しい赤のまあだらの外皮、そして唐突に黄緑色をしたやけにツルツルした果肉。質感のコントラストが俗悪な雰囲気をかもし出していて面白い。(池村)

1X08A198 TANAKA HARUKA++







饅頭を抽象化したような物体は、黄色味を帯びた色合いといい、ゆがんだまるい形といい、特に粉をまぶしたテクスチャーといい、包装と合わせてとてもおいしそうである。(箕原)

1X08A173 yokouchi shunsuke  A++







シンプルでありながら、マルとシカクによる幾何学的構成でまとめあげた作品。白とオレンジの色づかいが効果的で食欲をそそる。パンと一緒に食べたくなるような作品である。(日置)

第八課題 食べたくなるもの

見た人に「食べたい!」という欲求を起こさせるような立体作品を形、色、素材感、感触、など、様々な感覚に留意しつつ、製作する。

ただし、実際に食べられるもの、腐るものを用いてはならない。
液体も、基本的に、用いてはならない。

275mm×275mmの土台の上に、高さは約15cm程度までの立体作品として、製作する。

出題:6月10日
提出:6月24日
講評:7月11日

出題者:池村潤