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2010年3月7日日曜日

1X08A064  佐渡 政之 A+++







「化粧される空間」身体をそっとガラスに近づけてみたときに、映し出される身体と風景がとけ込み、身体が化粧されるという状態を見つけ出した感性もさることながら、表現の仕方としてきわめて建築構成的な方法で創作した芸術作品となり得ており、素晴らしい(箕原)

1X08A060  Yoko Saitoh A+++







顔の描き方が、有無を言わせず凄いの一言に尽きる。様々な色を筆跡が分かるように重ねて暗闇の中から化粧された皮膚が浮き出ていて見事である。(箕原)

1X08A165 Chiaki Yatsui A+++







ボール紙に紙面という表面をけがいたりなど、うまく使って化粧−非化粧について、考えさせられる作品にしてきている。目のまわりの様々な表情に重ねて「第三者の目」という知的なテーマも重層させている工夫も好感を呼ぶ。(箕原)

1X08A174 吉川 結 A++







風景のさまざまな要素が捨象され、2階調で表現された町並み。スノマ紙に白い絵の具で描かれた風景は、町並みの一瞬を切り取ってきたようにも見える。デジタルな感覚のアウトラインのとり方と、手書きの風合いが、不思議なコントラストとなっている。(鈴井)





1X08A010 石田 雄一郎 A++







近代建築の名作を水彩で描いている。光と影、反射によって色づく様子を描いている。本来、建築空間が帯びるべき「化粧」とは、こういうものであるべきなのだろう。建築の王道の化粧する空間。(池村)

1X08A007 iida TAK A++







手や足など体の一部の写真と、それらに並べてそれらを画像処理して加工した図像が描かれている。三次元を二次元に変換した写真というものの中で、半自動的な操作を加えることによって、誰も見た事のない新たな形状を生み出そうとする試みなのだろう。(池村)

1X08A071 清水 岳 A++







壁と題された作品。真白い面から木のテクスチャーの壁が出来上がる過程が表現されている。壁というものが出来上がる過程の中で時間を切り取り標本化している点がおもしろい。それぞれの面も独特な素材感を持った表現である。(金谷)

1X08A030 hirayama kenta A++







素材エイジングにスポットを当てた作品。化粧とは人為的な操作で人をだます行為かもしれない。ここでは金属が年月をへて変わっていく素材の変化をとりあげているが、実際にはアルミ箔等で、さびる金属ではない。人をだますという意味が見えかくれするのが皮肉かもしれないがおもしろい。(日置)

1X08A018 Ryosuke Iwasawa A++







“You Are Beautiful under the Lights”光によって美はかわるということであろうか?黒い霧の中から浮かび上がるのは人の顔なのか、マスクなのか、人の顔の美しさは光のあたり方でかわるということか?疑問が残る。人間の内面がちらりと外部にみえるのが、化粧の奥の深さであろう。その部分を深くほりさげて欲しい。(日置)

1X08A013 伊藤 裕菜  A++







壁の端からわずかに光の影がにじみでている。実際にはありえないような色の影が広がっている。アイシャドウーではないが、ウォールシャドウーということか?単純な構成をとりながら、奥の深いシーンをつくりだしている。(日置)

1X08A063 佐々木崇 A++







無意識の受動的化粧。自然の地殻変動や風化などを「無意識」と読み替えたのだろう。岩盤が露出した地層の、変容過程の状況を化粧する・空間と見立てたところの視点がおもしろい。(入江)